関節性腰痛とは、腰の関節を痛めた腰痛を指します。
腰の関節は
・仙腸関節
・椎間関節
上記の二つの関節があります。
仙腸関節とは、
骨盤の骨を繋ぐ部分の関節で、
仙骨と腸骨を繋ぐので仙腸関節と言います。
出産の際に、負担のかかる関節のため、
比較的女性が痛めることが多い関節です。
椎間関節は背骨の一つ一つの骨を繋ぎ、
時には動きを制限することで痛みから
守る働きをしている関節です。
背骨の後ろ側にあり、この関節が動くことで
腰を曲げたり、そらしたり、捻じったりすることができます。
特に男女で差はありません。
関節性腰痛の痛みの特徴は・・・
・腰を反らすのが特に痛い
・痛みで腰が曲がったままになってしまう
・痛いポイントがピンポイントでわかる
などです。
腰の関節は後ろ側にありますので反ることにより負担がかかります。
関節の痛みは鋭いですが、痛みの場所は狭く、自分でどこが痛いのか指をさすことができるのも特徴です。
※筋筋膜性腰痛の場合は痛みの範囲が広く指でココと指すことも鑑別する際のポイントになります。
関節性腰痛にはカイロプラクティックが非常に有効です。
仙腸関節や椎間関節の、動きの悪いところに対し直接アプローチができるので非常に相性の良い治療といえます。
腰が曲がったままの症状であったとしても、1回の施術で腰がまっすぐになって帰れることも期待できます。
『腰を痛めてへっぴり腰になった』などの症状の方も是非ご相談ください。