この背景には、近年の小学生、中学生のスポーツのレベルが非常に高いというのが原因にあると私は考えています。
小学生、中学生で腰痛を起こす子供さんのほとんどがスポーツを盛んに行っています。
サッカーや野球、器械体操やダンス、水泳などでも腰痛を起こすことが多いです。
これらに共通していることは、スポーツの動きの中で、腰を反ることや捻じることが多いということです。
以前よりもレベルの高い練習をしていたり、本格的に練習をしている方は、1週間に5日以上練習をしていることも少なくありません。
更に、以前と違うという点でいえば、最近の子供は柔軟性が無く体が硬い傾向だといわれています。
個人的な意見になりますが、柔軟性が無い理由としては、近年の治安の問題や温暖化の影響もあり、最近は子供が公園などで遊具で遊ぶ時間が減っていると私は思っています。
遊具に上ったり、木登りをしたりは自然と股関節の柔軟性を柔らかくします。
そういった時間を作ってあげられないというのも柔軟性が無いということに繋がり、
そういった体でスポーツで無理に体を反らせたり、捻じったりすることが腰痛に繋がっていると私は考えています。
子供たちを腰痛にしないために も読んでください
小学生や中学生が腰痛になるケースは・・・
・腰椎分離症
・腰椎すべり症
・椎間板ヘルニア
であることも多いです。
詳しくはスポーツに多い腰痛も読んでください